親愛なる皆さまへ
世界中の人々にとって、特別な１年となった2020年。Covid-19感染拡大により日常生活への影響を余儀なくされている方々には、心よりお見舞いを申し上げます。
本年度の私たちは、転地保養プログラムの中止を背景に、これまでを、これからの活動を、振り返る大切な時間を過ごすこととなりました。そして再確認したのは、2011年の協会創立時とまったく変わらない想い。それは、私たちの協会名に掲げているものです。
“Children’s Education for Nature, Food and Global Growth”
自然との共生、心身を育む食、異文化にふれ視野を広げる体験、を大切にする子ども教育支援
私たち大人が健全な地球と未来のためにできることは、健康的な環境の中で、心身ともに健康な子どもたちを育ててゆくこと。福島の経験を決して置き去りにしないこと、福島の子どもたちの未来を応援することは、その象徴たるアクションだと再確認しています。
さまざまなハードルはございますが、私たちは前進し続けています。転地保養プログラムの再開準備、福島の子どもたちのための福島現地での検診プログラムの構築、福島の現状や繰り返してはいけない問題を認知するための勉強会の実施など、たくさんの課題を抱え。
今後とも応援いただけますよう宜しくお願い申し上げます。
皆さまにとって心安らぐホリデーシーズン、健やかに迎えられる新年となりますよう。