オルト・デイ・ソーニをこれまでご支援くださいました皆さまへ
2011年の震災の後「イタリアから福島の子どもたちのために何ができるだろうか?」
その問いから始まった私たちのイタリア保養プロジェクトは、数多くの方々のご支援、 ご協力、ご親切のおかげで、これまで140人の子どもの招待を実現することができました。
今回は、大変残念なお知らせとなりますが、協会の理事の間で様々な協議を重ねた結果、2024年の保養を最後に、オルト・デイ・ソーニの活動を終了することとなりました。
過去数年の保養における経験から、医療、心理学などの専門知識を持ち合わせていない 一般人の私たちボランティアでは、今後適切に対応ができない状況があると判断しました。
スタッフ一同、協会活動を停止することはこれまでまったく考えたことがなく、苦渋の決断となりました。大きな決断から少し時間が経った今、落ち着いて振り返りましても、 やはり正しい決断であると改めて思います。
今までご支援いただき、誠にありがとうございました。
イタリアという人間味あふれる温かい国、異文化の中で、140人の子どもたちが伸び伸びと1ヶ月過ごせたこと。そしてその経験が、彼ら、彼女らのその後の人生の大きな糧となったこと。それらはご支援くださった皆様のおかげです。
大いなる自然、人々の親切に触れながら、集団生活の1ヶ月の間に子どもたちの表情が豊かに輝きを増し、心身ともに逞しく成長する様を間近でみることは、何にも変えがたい私たちの喜びでした。
オルト・デイ・ソーニに心を寄せてくださった皆様、本当にありがとうございました。
2012年の初回からたくさんのボランティアのみなさんにも参加いただき、保養ステイを実現することができました。イタリアの若者たち、日本から1ヶ月参加くださった引率者のみなさん、カ・フォスカリの学生たち。子どもたちのために、朝から晩まで休みなく全力で取り組んでくださった姿。決して忘れません。
またご家族のご理解とご協力があって安定した保養を営むことができました。協会パートナーのピースプロジェクト、わき放射能市民測定室たらちねの皆様、膨大な仕事を引き受けてくださり、心よりお礼申し上げます。
あらためて一人一人のお顔が浮かびます。福島、サルデーニャ、ミラノ、マルケ。パリや東京、京都など、さまざまな場所で、たくさんのご親切に接しました。
辛い決断ではありますが、今まで皆様のおかげで140人という数の福島の子どもたちの夢を応援できたことをしっかりと胸に刻んで幕を閉じたいと思います。
オルト・デイ・ソーニを応援くださり、本当に有難うございました。
NPO オルト・デイ・ソーニ
代表 小林もりみ
スタッフ一同
過去の転地保養の様子は、年別の報告書をご覧ください。(第1回2012年〜第9回2024年まで)
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